「こんな物でも欲しい人いるんだ！」保険会社のダサいロゴ入りぬいぐるみ【東京都/25歳/女性】

いらなくて困っていたノベルティーを…

私がメルカリで売ったものは某保険会社からいただいたマスコットのぬいぐるみでした。掲載してから２日後に注文をいただきました。もう会社に勤める大人でしたから、ぬいぐるみで遊んだり、一緒に寝ることもありませんでした。

そこで大切に使ってくれる人に渡そうと、メルカリを使いました。いただきものということでしたから仕入れ値はありません。それを￥1,200で売りました。値段の決め手は画面上でのアドバイスと他のネットショッピングの相場を考慮して付けました。掲載して２日後に注文がきたときに、そのぬいぐるみを本当に欲しがっている人がいたことに驚きました。

今回メルカリを使って感じたことは、『ものの好みは人それぞれである』ということです。私は会社のノベルティーグッズがあまり好きではありません。近年流行りの「ミニマリスト」になることに目覚めてからはその傾向が強く出るようになりました。

理由はグッズにつけられた会社の名前です。どんなにかわいいぬいぐるみでも、どんなに使い勝手のいいものでも、会社のロゴがボディーに入っているだけで何故かダサく見えてしまうのです。部屋の置き場所にも困ってしまいます。だから、ぬいぐるみを受け取ったときは戸惑いを隠せませんでした。本当は捨ててしまいたかったです。

出品後すぐに売れてビックリ！

しかし、同時に罰が当たったら怖いという感情もありました。インターネットでぬいぐるみの処分のやり方を検索すると、下手なやり方をすると祟られると書いているものもありました。動物の形をしていたので余計に扱いに気をつけないと、と神経を使いました。そのようなときに「もしも子供が使ってくれたらな～。」と淡い期待を抱いていました。自分の中では魅力的と感じておらず、売れないだろうなと感じていました。

よって、すぐに発注がきたときは驚きました。そしてなぜ買おうと思ったのかと聞きたくなりました。この経験から人間の好き好みは人それぞれであることを知りました。私のように、会社のロゴが入っているだけで、気に入らない人もいれば、それらをあまり気にしない人もいることを知りました。もしくは包装を破いていない新品のものだったからかもしれませんが。今後は片づけるときにいらないものがあったら、捨てるだけでなく状態をみて売れるかどうかも判断していきたい。もしお金になったら、将来のために貯金ができる。もしダメならものとの向き合い方を考えて大切に他のものを使う。メルカリはものを大切に使うための貴重な手段だと感じました。